11月15日:野外調査実習(金沢市上辰巳町)
朝から小雨模様だったがこの日を逃すと野外実習の機会はもう2度となさそうだった.そこで雨をおして犀川上流となる上辰巳へ出かけていった.気温は摂氏8度とそう低くはないが小雨のせいか体感温度はかなり低い.現地へ到着後,受講生にはまず調査地点の確認をやってもらう.
小雨は降り止まないし増水で露頭に近づくこともできないため,午後3時すぎには実習を終わりにして大学に戻った.そして現場では話せなかったところを実験室内で補って本日の実験は終了とした.
11月22日:地質図学実習(地学学生実験室)
この日は東京出張だったため,共同担当者の加藤さんならびにTAのふたりが地質図学実習を実施してくれた.
11月15日:野外調査実習(金沢市小二又町)
11月も末とあって野外は無理だろうと思っていた.しかし思わぬ好天に朝から恵まれ,予定どおりに小二又の実習にでかけた.今期の地学実験では最後の野外実習になる. 官用車と大学バスとで金沢市清水の金腐川に到着する.ここから川に沿って下流へと歩くことにした.枯れたツタをかきわけながら土手をまず下る.護岸工事がなされた川ののり面が最初の観察地点だ.ここには大桑層の青灰色細粒砂岩が露出している.