地学実験の記録
2004年度後期(その3:11月19日〜12月17日)

11月19日:地質図学実習(3:空中写真の判読法)

 最後の野外実習の予定だったが朝からの雨で室内実習「空中写真の判読法」に切り替えた.地層の分布や地質構造がどのようにして地形に反映されるのかを黒板を使ってまず説明する.それにひき続いて実習を始めた.


 立体視を併用しながら地形を読み取る作業に慣れてもらう.

 続いて空中写真のコピーに目立つリニアメントを記入する.

 なかなかいいできばえの判読図に仕上がっていた.


11月26日:地質図学実習(4:地質図の読み方と描き方) ※実験後に陰地ともどもカンボジアへ出発

 地質図の意味や読み取り方,そして描き方などを黒板を使ってまず説明した.受講生たちはこれだけの説明ではすべてにわたってよく理解できないようすだ.そこで,そのまますぐに実習に入ることにした.練習問題を前に四苦八苦しながらも作業を開始する.


 TAたちがつきっきりで指導する.

 TAの大植の坊主頭や手近にあったメロンパンなどシンプルな形状の立体を用い,立体の形状と切断面との関係について説明する.

 受講生たちの理解が進み始めたところで時間切れ.あとはTAたちにまかせて陰地と金沢駅へ向かった.

12月3日:野外調査実習(4:宝達山) ※カンボジア渡航中

 思わぬ好天に恵まれたらしい.共同担当者の加藤さんの指導で宝達山にカコウ岩を見にいった,とか.


12月10日:古生物学実習(2:浮遊性有孔虫化石の鏡下観察) ※カンボジア渡航中

 ポスドクの堂満華子の指導が標記の実習をやってくれた.




12月17日:古生物学実習(3:有孔虫化石の鏡下観察) ※カンボジア渡航中

 共同担当者の加藤さんの指導で標記の実習があった.




  • Camera: Canon PowerShot S20 and Pentax Optio S4
  • Lens: Canon Zoom Lens 6.5-13mm f.2.9-4.0and SMC Pentax Zoom 5.8-17.4mm f.2.6-4.8
  • 12月10日と17日の画像は堂満華子の提供